これまで、平成28年度、30年度、令和2年度、4年度と行われた診療報酬改定において、「患者のための薬局ビジョン」の実現に向けて、その都度、薬剤師や薬局のあり方が明確化されています。
今回、令和6年度改定においても地域医療に貢献している薬局を評価するために行う診療報酬の加算である地域支援体制加算が大きく見直されました。
地域支援体制加算を算定するためには、健康サポート薬局と同様のOTC医薬品48薬効群すべてを薬局において取扱うことが新たに要件として追加されております。
奈良県薬剤師会の中には、開局だけでなく製薬薬剤師部会もあり、せっかくOTC医薬品48薬効群すべてを薬局において取扱うのであれば、県内のメーカーで製造しているOTC医薬品を置いていただき県内産業の活性化にも寄与していただきますようお願いいたします。
つきましては、県内のメーカーにおいて、OTC医薬品としてどのような品目、どのような商品が製造販売されているのかを把握したく調査をさせていただき、結果がまとまりましたのでご報告させていただきます。